phone rang 056
pr_056
川底に横たわった携帯電話の画面は微かに震えながら輝度いっぱいに明るくなったり、不穏な表示乱れが起きたり、まだら模様が現れたり、突然死したかのように表示が消えたかと思うと、再び明るくなったり、そんな調子で、最後には小さなノイズを発して完全に動作を止めただろう。 次へ
inserted by FC2 system