phone rang 065
pr_065
正午を過ぎていた。部屋の電話が鳴った形跡はなかった。うたた寝をしている間に氷が溶け、色の薄くなったウイスキーソーダを飲み干す。これで何杯目だろう。部屋はしんと静まり返っていた。 次へ
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