phone rang 023
pr_023
数日前の消印で、葉書は国内から出されたものだった。メッセージの最後に記された差出人の名前は何通りかの読み方で読む事が出来た。その曖昧さが気になったので、僕は彼のことをKと呼ぶことにした。そして、Kには悪いと思ったが、取り敢えず、ハガキのことは置いておく必要があった。僕は電話を待っているのだった。 次へ
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